不動産投資 原野商法詐欺:1
カテゴリ: 収益物件
またもう一つ、不動産投資詐欺として古くからあるのが「原野商法」です。
これまでも80年代の不動産バブルや列島改造論の時など、いわゆる不動産投資ブームが起こった時に、
必ずといってもよいほど登場してきている方法です。
その手口とは、悪徳不動産業者が「この土地に将来、新幹線が通るから」とか、あるいは「リゾート施設を造る
ために再開発が進むからといった理由をつけ、山奥の山林など実勢価格では二束三文の価値しかない土地を、
これから値上がりするといった断定的なセールストークで紹介し売りつけてくるといった方法です。
手口は非常に単純で、不動産会社の営業担当者が戸別訪問して説明するか、あるいは
温泉地や行楽地などのホテルや旅館に招待した上で説明するという方法が取らるのです。
そこで、著名人や芸能人などの推薦文のついた豪華パンフレットを手渡され、その土地がいかに
魅力的で情報に信用があるかの説明をするのです。
この手の悪徳業者は、最後に「この土地は確実に値上がりする」「今すぐ買わないと損だ。もったいない」
「この土地を欲しいと言っている人たちはたくさんいるが、今すぐに決断してもらえれば、有利な条件で
土地をお分けすることができる」などと言います。
その旅行に参加した時点である程度、信用してしまっていることに加え
例えそれが嘘であっても、さんざん有利な話を聞かされ、そのうえ「早く決断しないともったいない…」などと
せかされるのですから、多くの人はその時点でコロリと騙されてしまういます。
しかもそういった業者は丁寧にも、「もし必要であれば、お売りした土地を買い取ってもよい」などと付け
加えてきます。
万が一この土地を買ったとしても、現金が必要な時は買い取ってもらえるという安心感で、
つい申込用紙に印鑑を押してしまうというわけです。
